平和記念資料館(原爆資料館)

<Hiroshima  Peace Memorial Museum>

<メッセージ>
 
広島は原子爆弾を落とされた街
 
広島は慰霊碑がたくさんある街
 
広島は世界平和を求め続ける街

みなさん、広島の近代の歩みをご覧ください。

遠い思い出、苦い反省、昔の時代へのおどろき-

みなさん、原爆がもたらしたものをご覧ください。

苦しみや痛み、怒り、何をすべきかの悩み-

ヒロシマは、

核時代に希望の灯を掲げつづけます。

【東館】

  東館は、被爆前と被爆後の広島の歴史をふまえた「広島の歩み」を展示しています。
  1階で被爆前の広島と被爆直後の広島のようす、2階で広島の復興のようす、3階で現在の核兵器をめぐる世界のようすや広島市などの平和に対する取り組みなどを展示しています。
1階2階
被爆までの広島戦争・原爆と市民
なぜ広島に原爆が投下されたのか3階
廃虚のヒロシマ核時代
広島に投下された原子爆弾
【西館】

  西館は、被爆者の遺品や溶けた瓦(かわら)などの被爆資料、被害のようすを伝える写真などを展示しています。
  原爆が引き起こした被害の実相を後世に伝える役目を持っています。【注】西館には一部、原爆の被害を物語る悲惨な写真が掲載されています。
 
破壊された街熱線による被害
原子爆弾の原理爆風による被害
被害を物語る展示物高熱火災による被害
原爆の被害放射線による影響
救援活動

【注】特に説明がない写真は、広島平和記念資料館の提供です。

<広島平和記念資料館について>
 ヒロシマ・ピースサイト(資料館公式ホームページ)1949(昭和24)年広島市中央公民館に「原爆参考資料陳列室」(原爆記念館)が設置され、原爆被災資料の公開展示が始められました。その後、1955(昭和30)年には、平和記念公園の中に、広島平和記念館と広島平和記念資料館が開館しました。原爆被災に関する資料収集には、市民有志の団体である原爆資料集成後援会(現在の原爆資料保存会)をはじめ、数多くの市民の協力がありました。2館は開館以来、数度にわたって展示内容の更新や修学旅行などの平和学習の場としての施設整備を行い、1994(平成6)年には2館を一体化した新たな「広島平和記念資料館(東館・西館)」として開館しました。
  東館では、被爆前と被爆後の広島の歴史的事実を踏まえた「広島の歩み」を展示し、西館では、被爆者の遺品や写真など「原爆被害の実相」を展示しています。
 国内外から年間約140万人の人々が来館しており、展示資料を通して核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を訴え続けています。

●開館時間        5月1日から11月30日まで/9:00~18:00(入館は17:30まで。情報資料室は17:00に閉室)
                        12月1日から4月30日まで/9:00~17:00(入館は16:30まで)
●休館日           年末年始(12月29日~1月2日、ただし情報資料室は土・日・祝日、1月3日も閉室)
●観覧料           個人・・・・・大人50円/小・中学生、高校生30円
                        団体・・・・・30人以上の団体・・・大人40円
                        20人以上の団体・・・小・中学生、高校生無 料
●交通案内       JR広島駅(南口)から
                       バス・・・・・広島バス吉島行で「平和記念公園」下車
                       市内電車・・・紙屋町経由宇品行で「中電前」下車
                                         己斐行/江波行/宮島行で「原爆ドーム前」下車
●連絡先  広島平和記念資料館   広島市中区中島町1番2号(〒730-0811)
                                    TEL(082)241-4004  FAX(082)542-7941