設問1 ヒロシマおよびナガサキへの原爆投下は必要だったと思いますか?
はい ・・・37人
いいえ ・・58人
「はい」と答えた人の理由は
1)戦争の終結を早めた 30人
2)(起こりえた本土決戦での)アメリカ人兵士の犠牲を救った 20人
3)ソビエト連邦との競争 8人
4)原爆の影響力を調べるため 4人
5)マンハッタン計画の某大なコスト 1人
6)その他
*日本帝国軍のアジアにおける残虐な行為を止めるには「力の行使」が必要
だったが、原爆も無実の一般市民を殺傷してしまった。
*(起こりえた本土決戦での)日本人犠牲者も救ったのではないか。
*戦争だったんだ。”必要だったか”なんて質問はばかげている。
*日本も核開発を当時していたし、成功していたら使っていただろう。
設問2 ヒロシマ・ナガサキに対するアメリカ人の歴史観は修正されるべきだと思いますか?
はい ・・・65人
いいえ ・・23人
理由(目立った意見・印象的な意見):
*アメリカはいつまでも原爆投下を正当化、神聖化するべきではない。
*アメリカ人はあまりにもヒロシマ・ナガサキに対して知らされていなかった。
いまや他国(民)の意見も聞くことができるようになったのだから、歴史観の
修正は必要だと思う。
*私たちはヒロシマ・ナガサキでの残虐な行為を認識していなかった。
*日本より先の大戦での謝罪を受けるためには、我々も原爆投下に対して認識を
変えなければならない。
*これ以上の原爆投下を防ぐためにも必要だ。
*歴史観の修正は必要だと思う。しかし行き過ぎた(事実無根の)修正論も多い
のでは?
*1945年当時の状況では正しい(または仕方の無い)判断だったのではない
かと思う。
*すでに正しい歴史観は広まっており、修正は必要無い。
*誰がまず戦争を始めたかしっかり覚えている?アメリカは必要だったことを
行っただけだ。
*過去の出来事をいつも”正しい””正しくない”と決められるわけでもなく、
またすべてのそういった見解を”見直し、修正する”必要もないと思うが、
他人の意見を受け入れることも必要だと思う。
設問3 核抑止力・核抑止論を信じますか?
はい ・・・43人
いいえ ・・51人
理由:
*理想的には現存する核兵器が廃絶されればいいが現実はそうでなく、核保有国
はそれに頼らざるをえない。
*冷戦時が証明したように現実は核抑止論を信ぜざるを得ない。
*冷戦時が証明したように核抑止論は有効である。(核戦争は過去50年間実際
に起こらなかった。)
*冷戦が終わった今、核抑止論は見直されるべきだ。
*核抑止論がいまや無用なのはあまりにも明らかではないか?
*核抑止力などと言うものは「力の国際関係」で大国が自分達の優位を保つための
手段にしかすぎない。
*全地球規模に起こりうる核の破壊はあまりにも恐ろしい。
*シラクに聞いてくれ!
設問4 あなたは
1)現存する核兵器の廃絶を支持する。 62人
2)核兵器の削減を支持する。 27人
3)廃絶も削減も支持しない。 4人
設問5 核実験に関して
1)包括的核実験禁止を強く支持する。 67人
2)包括的核実験禁止をある程度支持する。 21人
3)包括的核実験禁止を支持しない。 7人
設問6 アメリカが過去に多数の核実験を通じて核兵器技術を開発してきたという事実を考慮して、あなたは
1)フランス、中国、他いかなる国も自国の核開発を遂行する権利がある。 19人
2)いかなる国も環境をひどく汚染する核実験を遂行する権利はない。 57人
3)米国はフランスと中国をこれ以上核開発を進めないように説得できる。 24人
フランスおよび中国による核実験に関するコメント:
*核による”力の均衡”が成し遂げられるのであれば良い。
*フランスはこれを最後に核実験は行わないと言っている。(信じるにしろ、信
じないにしろ)
*大国はエゴを捨てなければならない。”力が全てを正当化する”時代は終わった。
*アメリカは例えば核技術・情報を他国に供給することにより、平和的に問題を
解決する率先的な役割が果たせるかもしれない。
*正当化はできないが、批判することもできないだろう。
*核開発を行なう権利はあるだろうが、倫理に反する。
*環境を破壊しない核実験の方法がある。
*誰が一体核実験禁止、核兵器廃絶を率先していけるだろう。(国連安保理、米国
それとも他の方法?)
設問7 以下の項目中、あなたは何を一番懸念しますか?
1)核兵器の拡散 63人
2)核実験 22人
3)核開発から生じる防衛費の増大 18人
4)その他(核に関し):
*テロリストによる核兵器の保有
*原子力開発による環境の破壊
*第3世界への核兵器の拡散
*国際関係の明らかな”負け犬”による核攻撃
*あなた方のような歴史の修正主義者だ (1名)